スコットランド人がよく使う英語
エディンバラに引っ越してから、スコットランド人と話をする機会が多い日々を送っています。
今回は、彼らと話していて気がついた、スコットランド人(スコティッシュ)がよく使う英語を紹介します。
・What have you been up to?
「調子はどう?仕事はどう?元気?」的な様々なニュアンスの挨拶です。
「How are you?」より「How's going?」に近いかな?
久しぶりに会う相手の近況を知りたい時に使っている感じです。
エディンバラを舞台にした映画「T2トレインスポッティング」にも出てくるフレーズなので、以下のトレーラーでどんな感じのアクセントなのか聞いてみてください。
こちらのトレーラーの冒頭のシーンで、ジョニー・リー・ミラー演じるシックボーイがユアン・マクレガー演じるマークに対して言ってます。
好きなニュアンスの挨拶ですが、やたら長い。笑
・Where do you stay?
初めてスコティッシュに「Where do you stay?」って聞かれた時、へ?フラット借りてるけど、、と思ってしまった真面目な私。笑
「Where do you live?」と言う意味で使います。「どこに住んでるの?」って聞いています。
これ本当にみんな使っているから、最初は戸惑いましたがもう慣れました。
・Aye! (Yes!)
代表的なスコティッシュ英語です。スコットランド人は「イエス!」を「アーイ!」と言います。
だいたい「Aye!」と言っているのは、年配の方々が多い印象です。
以前、コッテコテのスコティッシュのおっちゃんが電話越しの相手に向かって、「アーイ、アイアイアイ」って言っているのを耳にした時は思わず二度見してしまいました。
マジか、そんなに使うの?ってくらいよく耳にします。
ですが、スコティッシュでも若い人はあまり使っていません。
・Wee
これも代表的なスコットランド英語です。
「ウイー」「We」と同じような発音で、意味は、「小さい(small)」です。
街中のお土産屋さんで、「Scottish Wee shop」というのがあるんですが、本当に小さいお土産屋さんです。笑
・Dram/Wee dram
ショット1杯のシングルモルトスコッチウイスキーのことを、Wee dram と言うそうです。
私ウイスキー飲まないので、ウイスキーの知識が全然ありません。悪しからず。
今度パブに行って頼んでみようと思います。
果たして、Wee dram, please?でどのくらいのウイスキーが出てくるのか気になるところ。
ちなみにウイスキーを飲む時は、水をほんのちょっと加えると香りが広がって美味しいんだそうです。
<番外編>
・ta!
耳にしたのは一度だけです。バスに乗る際、ドライバーに言われました。
耳を疑いましたが、「タ!」です。笑
どういう意味だと思います?
「Thank you!」と言う意味です。簡略化しすぎですよね。笑
スコットランド人によると、「Thank you!って意味だけど、スラング的な感じだから普段は使わないね!」だそうです。
あくまでもその人が言うには、ta!というと教養がないように思われるから、使わないんだそう。
一度しか耳にしたことがありませんが、なかなか面白いな〜と思ったので番外編にしました。
ちなみに、ロンドンではみんなが口癖のように使う「You alright?」という挨拶。
エディンバラでは全くと言っていいほど耳にしません。
年齢関係なく、エディンバラのスコティッシュの挨拶は「How are you?」が多い印象を受けます。
「You alright?」はロンドナー語なのかな?笑
短くてフランクな感じがして好きですけどね!
何より強いアクセントが特徴的なスコットランド英語。
言葉も特徴的で奥が深いです。
街の地名や苗字には、昔々使われていた Gaelic「ゲール語」の名残もあるらしいですよ!
今後も気になるスコティッシュ英語があったら更新します!
SAKI
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